来季のプレミアリーグ昇格を懸けたプレーオフ決勝がウェンブリーで行われた。

3位フラム対4位アストン・ヴィラの決戦は白熱の展開となる。

前半23分、ライアン・セセニョンのスルーパスを受けたMFトム・ケアニーが左足でシュートを流し込み、フラムが先制!

1点をリードしたフラムは後半25分にDFデニス・オドイが退場になり、残り20分ほどを数的不利で戦うはめに。だが、最後までゴールを許さず。

この結果、0-1で勝利したフラムのプレミアリーグ昇格が決まった。

フラムは4シーズンぶりのプレミア復帰。

ヒーローになった27歳のキャプテン、ケアニーは「この2年間、自分たちはこのリーグで最高のチームだと思っていた。だから契約延長したんだよ。ここで僕らが成し遂げたことはスペシャルなことだと確信している」とコメントしていた。

『skysports』によれば、勝者フラムはこれで今後3年間において1.7億ポンド(247.5億円)の収益確保が決定。

さらに、もし来季プレミアに残留できれば、その額は2.8億ポンド(407.6億円)に跳ね上がる可能性もあるとのこと。そういうこともあり、ケアニーの一撃は200億円以上の価値があるとも伝えられている。

一方、ヴィラは1年での復帰はならず。試合後、肩を落としたDFジョン・テリーは感情的になっていた。

これで来季プレミアリーグに昇格するのは、ウォルヴァーハンプトン、カーディフ、フラムに決まった。

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