イングランド・プレミアリーグのボーンマスは、「DFロイズ・ウィギンスが現役を引退する」と公式発表した。
It's with great sadness that the club have to announce that Rhoys Wiggins has been forced to retire from the game, aged just 30.#afcb 🍒 https://t.co/0pjxKME8qh
— AFC Bournemouth 🍒 (@afcbournemouth) 2018年5月25日
ロイズ・バリー・ウィギンスは1987年生まれの30歳。2008年まではウェールズのU-21代表にも入っていたことがある左サイドバックだ。
クリスタル・パレスの下部組織出身で、2008-09シーズンにボーンマスへローンされたのを皮切りに、2010~2011年にも再び所属するなどクラブとの関係が深い選手だった。
しかし彼は2016年、ローン先のバーミンガム・シティで戦ったアストン・ヴィラとのダービーマッチにおいて、膝に大きな怪我を負ってしまった。
さらにその後の手術の後に不慮の事故があり、その際に頭蓋骨まで骨折。複数回に渡ってメスを入れなければならなくなった。
それから18ヶ月もの間リハビリを続けてきたが、結局膝の状態はプレーできるほどの回復を見せなかったという。
ロイズ・ウィギンス
「こんなことを、30歳で決断しなければならなくなるとは思わなかったね。
しかし、怪我による影響はまだ残っている。僕は残念ながら、愛していた仕事をもう続けることができないんだ。
この2年間、僕はずっと戦ってきた。ここに戻るために、あらゆる手を尽くしてきたんだ。だが僕の膝は、それをすることを許してはくれなかった。いろいろな点で、本当にがっかりしている。
多くの人は知らないが、僕は最初の手術の後に事故があって、頭蓋骨まで骨折してしまった。
あれは、本当に人生で最も辛い時間だったよ」