ワールドカップ初出場を控えるパナマ代表に激震が走った。
パナマサッカー協会は6日、23人のメンバーに登録されていたMFアルベルト・キンテーロ(ウニベルシタリオ/ペルー)が骨折のため本大会を欠場することになったと発表した。
現在30歳のキンテーロは165cmの体格を利用した機動力のあるドリブルを武器とし、母国の悲願だったワールドカップ初出場に大きく貢献した「攻撃のキーマン」。
本大会でも主力として期待されており、この日行われたノルウェー代表との強化試合には後半から出場。チームは0-1で敗れたものの、左サイドに入ったキンテーロは精力的なプレーで攻撃を活性化した。
しかし試合後、右足の第二中足骨を骨折していることが判明。大会期間中の復帰が困難であるとし、開幕を目前にチームを離脱することが決定した。
代替として、候補メンバーに入っていたリカルド・アビラ(ヘント/ベルギー)が追加招集されている。アビラは21歳で経験も浅く、キンテーロの欠場はパナマにとって大きな痛手となりそうだ。
パナマはグループステージでベルギー、イングランド、チュニジアと対戦する。