イタリア・セリエAのローマは「ベンフィカからイタリア代表MFブライアン・クリスタンテを獲得した」と公式発表した。
ブライアン・クリスタンテは1995年生まれの23歳。カナダ出身の父親を持っている選手で、ミランの下部組織で育成された経験を持つ。
2014年にはベンフィカへと引き抜かれるも、ポルトガルではあまり重用されず、パレルモ、ペスカーラ、アタランタへとローン移籍。
イタリアに戻ってから大きな活躍を見せ、今季はフル代表にも初選出。アタランタでのプレーは高い評価を受けていた。
アタランタとのローン契約には買い取り条項が付随していたが、それは行使されなかった。
今回ローマにもローンでの加入となっており、手数料は500万ユーロ(およそ6.5億円)。
ただ買い取り義務が付随しており、その支払い額は1500万ユーロ(およそ19.5億円)。さらにパフォーマンスに応じて最大1000万ユーロ(およそ13億円)のボーナスが上乗せされる。
事前の報道では3000万ユーロ(およそ38.9億円)の移籍金といわれていたが、結局ボーナス最大での支払総額という意味だったようだ。
なお、買い取り条項が行使され次第2023年6月30日までの契約が結ばれるとのこと。
ローマが新しい選手を獲得した際にはシュールな映像が恒例だったが、今回は時間がなかったのか画像で発表された。
OFFICIAL 📑 Bryan Cristante is an #ASRoma player!
The Italian international midfielder becomes our third signing of the summer! ✍️🤝🐺 pic.twitter.com/VvH6OtRhhB
— AS Roma English (@ASRomaEN) 2018年6月8日
もうちょっと、どうにかなったのではないかと。