『FourFourTwo』は8日、「イラン代表のカルロス・ケイロス監督は、通常のトレーニングギアを使えないことに不満を抱いている」と報じた。

FIFAランキングでアジアの国として最も高い順位に付けているイラン。ケイロス監督が長期政権で強化を行い、欧州仕様のサッカーが浸透しているチームだ。

グループBはスペイン、ポルトガルと同居していることから決勝トーナメント進出は厳しい状況だが、健闘が期待されている。

ところが記事によれば、なんとイランは今「スパイク問題」に見舞われているという。

イランの選手の多くが、普段はサッカースパイクの大手であるNikeの製品を使っている。

ところが、トランプ政権下のアメリカはこのところ再びイランへの経済制裁を強化し始めている。

そのため、アメリカ企業であるNikeのスパイクが提供されなくなり、急遽Adidasを着用しなければならなくなっているというのだ。

ケイロス監督は記者に対して以下のように話し、FIFAの仲裁を求めている状況だと明かした。

カルロス・ケイロス

「選手たちはNikeのスポーツ製品に慣れている。重要な試合の一週間前に変更を余儀なくされるのは適切ではない。

この問題についてはFIFAに助けを求めている状況だ」

イランは15日、モロッコとのグループステージ第1節に臨む予定だ。

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