6月23日、ロシアワールドカップのグループG、チュニジア対ベルギーの試合がモスクワのスパルタク・スタジアムで行われた。
優勝候補のベルギーは初戦パナマに3-0快勝。初戦でイングランドに1-2で敗れ勝利が欲しいチュニジアに対しても序盤から圧力をかけて押し込む。
6分、エデン・アザールのPKでベルギーが先制すると、10分後にはカウンターからロメル・ルカクが2試合連続ゴール。
チュニジアも直後の18分、セットプレーからディラン・ブロンが頭で合わせて1点差に迫るが、前半終了間際にルカクの追加点で再びベルギーが突き放した。
後半は前へ出るチュニジア、守ってカウンターのベルギーという図式となり、51分にケヴィン・デ・ブライネの鮮やかなロングパスからアザールがこの日2点目をゲット。
その後、ルカクとアザールをベンチに下げる余裕を見せたベルギーは、終盤に途中出場のミシ・バチュアイがダメ押し点。
チュニジアもワフビ・ハズリが意地のゴールを見せたものの、ベルギーが5-2の完勝でベスト16へ大きく前進した。