6月23日、ロシアワールドカップのグループF、韓国対メキシコの試合がロストフ・ナ・ドヌのロスト・アレーナで行われた。
スウェーデンとの初戦に0-1で敗れ、ドイツ戦を最後に残している韓国にとっては是が非でも勝ちたい試合。一方、ドイツを相手に金星を挙げたメキシコは前の試合よりもボールを保持するスタイルでゲームに臨んだ。
試合が動いたのは26分、メキシコの左からのクロスに対してFC東京に所属するDFチャン・ヒョンスがハンドを犯してしまいPK。これをカルロス・ベラが落ち着いて決めメキシコが先制する。
より前がかりになった韓国だったが、単調なクロスなどアイデアの少ない攻撃でメキシコGKギジェルモ・オチョアを脅かす場面はなかなか作れず。
逆に66分、カウンターからチチャリートの追加点を許してしまい、非常に厳しい試合展開となった。
後半アディショナルタイムに韓国のエース、ソン・フンミンが見事なシュートを決め1点を返すが大勢は変わらず、メキシコが連勝でベスト16へ大きく前進。
韓国は2連敗となり自力でのグループステージ突破が消滅した。