このユニフォームについて、以下は高木琢也監督のコメント。

「今年で4年目の平和祈念ユニフォーム着用ですが、1年や2年で終わることではないと考えています。長崎に原爆が投下されて73年が経ちました。ただ、われわれは忘れてはいけません。平和祈念ユニフォームを身につけることで、平和の大切さをいろんな人たちに伝えることができます。そして、理解をしてもらえるきっかけになります。平和祈念ユニフォームは私たちの誇りです。私たちが、このユニフォームに袖を通して試合ができることが、またひとつ平和に繋がっていくと考えています。長く続けながら、平和祈念ユニフォームを大事にしていきたいと思います」


そしてV・ファーレン長崎の髙田明社長は、こうコメントしている。

「我々は、クラブ創設時より、被爆地長崎にあるサッカーチームとして、サッカーを通して『平和』を伝えていく役割を担っていると考えています。この平和祈念ユニフォームを着用することで、長崎から日本のみならず、世界に平和を発信したいとの想いを込めています」

「今年は、2018オーセンティックユニフォームより引き続き、長崎出身の岡本一宣様にデザインを依頼し、平和の象徴である折り鶴をデザインに取り入れていただきました。また、胸の企業ロゴも、平和のメッセージをより強く感じていただけるよう、ジャパネットと共に平和を伝えるユニセフ様とさせていただきました。このユニフォームを着用することで、選手たち自身も改めて『平和』の大切さを感じながら、一生懸命プレーしてくれるものと思います。どうぞ皆様にも、この想いを感じていただき、共に未来に平和を繋げてまいりましょう」

この平和祈念ユニフォームは、26日から 7月と8月のホームゲーム5試合(第16節神戸戦、第19節札幌戦、第22節鹿島戦、第23節C大阪戦、第25節湘南戦)での着用が決定している。なお8月11日に行われる広島とのピースマッチでの着用については、現在調整中とのこと。

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