1966年:ブラジル代表

2回のワールドカップ優勝を果たしていたブラジル。前回大会の王者として予選を免除されたが、それが準備の邪魔をしたのかもしれない。

大会のスタートはブルガリアに2-0と勝利。しかしペレが負傷し、ハンガリー戦で出場できず、1-3で敗れた。

そして迎えたポルトガルとの1次リーグ最終節でも同じ1-3で敗北。エウゼビオに2得点を許し、グループ3位に沈んだ。

怪我を抱えながら出場したペレは再び試合中に負傷。この時期はまだ交代が認められておらず、ブラジルは10人での戦いを余儀なくされた。