2014年:スペイン代表
バルセロナが世界のサッカーを席巻し、その恩恵を受けたスペイン代表はまさに「無敵艦隊」だった。
2014年大会も伝統的なパスゲームでオランダ相手に先制するスタートで、全てが計画通りに思えた。
ところがその後、ファン・ペルシーのヘディングから流れが変わる。最終的なスコアは1-5。衝撃的な結果になった。
そのダメージが残ったスペインは第2節でもチリに0-2で敗れてしまい、最終節のオーストラリア相手の勝利も慰めにはならなかった。
EURO2008から始まったスペイン代表の黄金期は終わりを告げ、EURO2016でもベスト16止まりだった。
しかし多くの才能ある選手を備えているスペインにとって、栄光の道への復帰は決して困難なものではないだろう。