今大きな話題になっている『ピラミッドFC』をご存知だろうか。

今回行われたワールドカップに出場したエジプト代表。あのムハンマド・サラーを生み出した国であり、サッカー熱も高い。

しかし以前発生したポートサイドスタジアムでの暴動事件により、未だにサポーターの試合観戦は制限されている状況だ。

そんなリーグの中で、今最も話題を集めているのは上記の「ピラミッドFC」である。

まさにエジプトを代表する建造物の名前を冠したこのクラブが生まれたのは今年6月末。

元々は昨季2部で優勝したアル・アシューティーというクラブであり、この夏に改名されたのだ。公式ソングも生まれた。

その原動力となったのが、新しいオーナー。それはサウジアラビアの億万長者、トゥルキー・アル・シャイフ氏である。

彼はサウジアラビアの強豪アル・アハリの名誉会長を務めていたが、今夏辞任に追い込まれてしまった。

そこで彼はナイル川のほとりにある小さなクラブを買い取り、「今度こそ自分の力で運営したい」と1週間で3300万ドル(およそ36.4億円)を投資したという。

アル・アハリ(エジプト)の前監督ホッサム・アル・バドリを会長に迎え、ボタフォゴからアウベルト・ヴァレンティン監督を招聘。

テクニカルディレクターとして元メキシコ代表監督のリカルド・ラボルベ氏を迎え、ブラジルから4名の選手を獲得してきた。

国内からも有力選手を多く引っ張っており、すでに新加入は18名。まさに急速な成長を遂げている。エジプトのみならず、大陸の頂点に立とうという「ピラミッドFC」。まさにアフリカのRBライプツィヒである。

サウジアラビアの有力実業家であるアル・シャイフ氏の下、数年でクラブワールドカップにもたどり着くことができるか?