『Metro』は25日、「ムハンマド・サラーがサウジアラビア戦で決めたゴールは、エジプト代表がW杯でのオープンプレーで生み出したものとしては84年ぶりだった」と報じた。
これまで3回のワールドカップに出場してきたエジプト代表。イタリアで行われた1934年大会と1990年大会でプレーした。
しかし、1990年大会で生まれたマグディ・アブドゥルガーニーの1得点はペナルティキックによるものだった。
したがって、ムハンマド・サラーが決めたループシュートは1934年大会の1回戦で決めたアブドゥルラハマン・ファウジのゴール以来、なんと84年ぶりに流れの中から生まれたものだったという。
【ゴール速報 #ロシアW杯】
🇸🇦 サウジアラビア 0 - 1 エジプト 🇪🇬
前半22分 エジプト #サラー のシュートで先制!#ワールドカップ #WorldCup
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— NHKサッカー (@NHK_soccer) 2018年6月25日
なお、アブドゥルラハマン・ファウジは1909年生まれの伝説的なアタッカーで、鋭いドリブルを武器としているウイングだった。1989年に惜しまれながら79歳で亡くなっている。
Abdulrahman FAWZI for the Pharaohs of Egypt was the first African to score in the FIFA #WorldCup against Hungary in a 4-2 loss in the Italy 1934 edition. pic.twitter.com/sYksb581K1
— REAL SOCCER FACTS (@RealSoccerFacts) 2018年6月25日
そして奇しくもそのファウジ氏は1957年、サウジアラビアサッカー協会が設立された時に「初代代表監督」として招聘された人物である。
これは確かに、なんとも奇妙な偶然だ…。
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