『Metro』は25日、「ムハンマド・サラーがサウジアラビア戦で決めたゴールは、エジプト代表がW杯でのオープンプレーで生み出したものとしては84年ぶりだった」と報じた。

これまで3回のワールドカップに出場してきたエジプト代表。イタリアで行われた1934年大会と1990年大会でプレーした。

しかし、1990年大会で生まれたマグディ・アブドゥルガーニーの1得点はペナルティキックによるものだった。

したがって、ムハンマド・サラーが決めたループシュートは1934年大会の1回戦で決めたアブドゥルラハマン・ファウジのゴール以来、なんと84年ぶりに流れの中から生まれたものだったという。

なお、アブドゥルラハマン・ファウジは1909年生まれの伝説的なアタッカーで、鋭いドリブルを武器としているウイングだった。1989年に惜しまれながら79歳で亡くなっている。

そして奇しくもそのファウジ氏は1957年、サウジアラビアサッカー協会が設立された時に「初代代表監督」として招聘された人物である。

これは確かに、なんとも奇妙な偶然だ…。

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