佳境を迎えるロシアワールドカップ。10日に行われた準決勝の第1試合は、フランス代表がベルギー代表を下して決勝進出を決めた。そして11日には準決勝第2試合、クロアチア代表対イングランド代表が行われる。
両チームはこれまで過去に7度対戦しているが、ここでは全試合のユニフォームに焦点を当てて振り返ってみたい。
ちなみにこの両者の対戦、「欧州選手権出場を阻まれた」イングランドと、「W杯出場を阻まれた」クロアチアによる因縁の一戦ともいえるカードで、今回の準決勝でおよそ9年ぶりの対決となる。
イングランド 0-0 クロアチア(1996年4月24日 ウェンブリー・スタジアム)
最初の対戦は1996年のフレンドリーマッチ。当時のメンバーは、イングランド代表はガスコイン、マクマナマン、インス、G・ネヴィル、ファウラー、シェリンガムなど。そしてクロアチア代表にはボバン、シュケル、ビリッチ、プロシネツキ、ボクシッチなどが名を連ねていた。
イングランド代表は上から「白-紺-白」、クロアチア代表は「赤白-白-青」の組合せ。
イングランド代表はUmbro製1995-97ホームキット。翌年に自国で開催したユーロ1996でも使用したユニフォームで、白を基調に青の差し色がきれいなカラーコンビネーションだった。95年のUmbroカップでは、このキットを着て日本代表と対戦している。
クロアチア代表はLotto製1995-97ホームキット。こちらも翌年のユーロ1996で着用したが、その時は胸番号部分に白抜きの四角いスペースを設けていた。97年にはキリンカップで来日し、このユニフォームを着て日本代表と対戦している。