エジプト1部リーグのピラミッドFCは、「ロサンゼルスFCからオーマル・ガービルを獲得した」と公式発表した。

オーマル・ガービルは1992年生まれの26歳。スイスの名門バーゼルでプレーした経験を持つ選手で、ボランチとサイドバックをこなすユーティリティプレーヤーだ。

今年彼はアメリカ・メジャーリーグサッカーに参入したロサンゼルスFCに加入していたが、わずか半年でピラミッドFCに移籍することになった。

ピラミッドFCは今季エジプトに誕生した新しいクラブで、サウジアラビアの富豪トゥルキー・アル・シャイフがオーナーである。

彼はクラブ買収から1週間で3300万ドル(およそ37.2億円)を投資したと言われており、それからも有力選手や指導者を次々と獲得。まさにRBライプツィヒのように急速な成長を遂げているのだ

今夏契約した選手はすでに20名に近づいており、今回さらにオーマル・ガービルが加わった。

しかも現在エジプト代表GKアハマド・アル・シャナーウィ(本来は代表レギュラーだが、怪我でW杯を逃した)の獲得にも近づいているという。

エジプトのみならず、アフリカの頂点を目指しているピラミッドFC。数年後にはクラブワールドカップに出ているかもしれない。

【Qolyインタビュー】J2ジェフユナイテッド千葉DF岡庭愁人が母校の先輩からもらった言葉…未知のコンバートを乗り越え「熱くて、強い選手になる」