『SBS』は17日、「ウサイン・ボルトとセントラルコースト・マリナーズの契約は、サッカー協会のサポートに左右される」と報じた。

現在大きな話題になっているウサイン・ボルトの去就。スプリンターとしては引退したものの、現在はプロサッカー選手を目指してトレーニングしている。

彼はオーストラリア・Aリーグのセントラルコースト・マリナーズで6週間のトライアルを受ける予定となっている。

これはもちろんプロ契約を考慮されたものであり、もし合格すればボルトはついに夢のサッカー選手になることができる。

ただ、問題はお金であるそう。

オーストラリア・Aリーグでは、外国人選手の獲得に関しては協会側からのファンドで資金が提供される。

今季は300万豪ドル(およそ2.5億円)がプールされているとのことで、協会がマーキー・プレーヤー(リーグを盛り上げられるスター選手)だと認めればそこから資金が出てくるのだ。

そして記事によれば、その資金が使われる可能性が高いのは日本代表MF本田圭佑だという。

彼は現在メルボルン・ヴィクトリーと交渉をしており、契約に至ればそのファンドの多くを使うことになるそう。

その残りがボルトに費やされる可能性が高いが、彼に必要な額はおよそ90万豪ドル(およそ0.8億円)になるだろうと予測されている。もし本田圭佑に210万豪ドル(およそ1.8億円)以上が必要になれば、この額を満たすことはできない。

まずは、ボルトが本当にサッカー選手としてシーズンを通して戦える力があるかどうかを見極めなければならないだろうが…。

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