『Mirror』は18日、「マンチェスター・ユナイテッドのチリ代表FWアレクシス・サンチェスは、アメリカツアーを欠場する可能性が高い」と報じた。
20日に開幕するインターナショナル・チャンピオンズカップに出場することが決まっているマンチェスター・ユナイテッド。
15日にマンチェスター空港から会場となるアメリカのロサンゼルスへと向かったが、そこにアレクシス・サンチェスの姿はなかった。
その理由は、以前明るみになった税金詐欺事件。サンチェスにはスペイン時代に収入を隠して税金の支払いを逃れたという疑いがかかっており、懲役16ヶ月の有罪判決(執行猶予付き)を受ける可能性が高くなっている。
そのためアメリカ入国に必要なビザを取得することができない状態にあり、インターナショナル・チャンピオンズカップ出場が難しくなっているよう。
クラブはサンチェスを合流させるために動いているようだが、ジョゼ・モウリーニョ監督は「分からない」と話したという。
ジョゼ・モウリーニョ
「サンチェスがアメリカに来るかは分からない。本当に悲しい。私にとっても、彼にとっても、チームにとっても、大会にとっても良くない。誰にも良くないことだが、誰の責任でもない。
クラブは努力をしているが、米国当局のビザ取得の過程は尊重している。
ただ、うまく行けば彼はやってくるかもしれない。マルシャルやアレクシス、マタらとともに働くことは重要だ。シーズンのスタートのためにね。
ルカク、リンガード、ラッシュフォードがまだ使えないのは、とても厳しいことだね」