ワールドカップが終わり、再開されたJ1で現在2位につけるFC東京。
そのU-18チームは今月スウェーデンに遠征し、毎年同地で行われる「ゴシアカップ」に参加した。
FC東京U-18は準決勝で地元のヨテボリと対戦。0-2で敗れて、3位で今大会を終えることに。
そんななか、この試合でFC東京U-18がやったフリーキックが秘かに話題になっている。
ペナルティーアーク付近で得た絶好の場面。相手の壁に入ったFC東京の2選手は、GKの視線を遮るために膝立ちになる。
ここまではよくあるシーンだ。だが、キッカーがボールを蹴る瞬間、その2人が前方に倒れ込んだのだ。
おそらくは倒れ込んだことで出来たスペースに低いシュートを打ち込む狙いだったはず。だが、シュートは低すぎて倒れ込んだ選手の頭に当たってしまい、残念ながら不発に…。
ただ、この意表を突くフリーキックは、『ungdomsfotboll』で取り上げられており、「変化(変わったFK)は成功しなかったが、観客たちからの歓喜は得ていた」とも伝えられていた。
『tipselit』によれば、この日のスタンドは7~8千人もの地元ファンで埋まっており、FC東京としては完全アウェイだった模様。
相手選手も「全員がホームの観衆だった」と語っていたそうで、そんななかで見せた珍フリーキックで地元の観客たちを沸かせていたようだ。