『BBC』は23日、「CAPSユナイテッドのジンバブエ代表DFハードライフ・ズヴィレクウィは、左手の切断を克服して復帰した」と報じた。
ハードライフ・ズヴィレクウィは1987年生まれの31歳。ガンナーズFCでデビューしたあと2013年にCAPSユナイテッドへ移籍し、キャプテンを務めてきた選手だ。
粘り強く戦える運動量豊富な右サイドバックとして知られ、ジンバブエ代表としても12試合に出場してきた経験を持つ。昨年はアフリカネイションズカップにも出場していた。
彼は今年3月、重大な自動車事故に遭遇してしまい、左手首の先を切断する手術を受けることになった。
しかしそれから1ヶ月後に彼はトレーニングに戻り、先日行われたハラレ・シティとのリーグ戦で途中出場。
左手を失ってからわずか4ヶ月という短い期間で練習を重ね、ついにプロ選手として復帰を果たしたのだ。
Hardlife Zvirekwi, that all one can say. pic.twitter.com/bx9a43yCiP
— Africansoccerupdates (@Africansoccerup) 2018年7月22日
ハードライフ・ズヴィレクウィ
「再びプレーできるようになったことを、神に感謝しているよ。
人生には悲惨なことが訪れるものだ。人間を強くしてくれるものは、前向きなエネルギーと、悲劇的な状況からでも何か大きなものが得られると信じることだ。
興奮していたし、抜群の気分だったよ。神にあらゆる栄光を与えられた。
まだ代表を引退してはいないんだ。また国を代表して戦いたいし、新たな壁を打ち破っていきたい。
僕のような条件でも、決意を持って努力を続ければ不可能なことはないと、他の人々に伝えたいんだ」