『Sydney Morning Herald』は23日、「メルボルン・ヴィクトリーのケヴィン・マスカット監督は、本田圭佑との交渉が行われていることをほのめかした」と報じた。
今夏メキシコのパチューカを退団した32歳の本田圭佑は、まだ次のクラブを決めていない。報道ではメルボルン・ヴィクトリーへの加入に近いと言われてきた。
オーストラリア・Aリーグはスター選手の獲得に補助金を出す制度があり、この取引には200万豪ドル(およそ1.7億円)の資金が提供されるという。
メルボルン・ヴィクトリーのマスカット監督は以下のように話し、本田圭佑の話が来た時誰もが関心を抱いたと明かした。
ケヴィン・マスカット
「これらのマーキー・プレーヤー(スター選手)は獲得が可能になっており、我々に提供されている。
即時に反応するとすれば、どんな決断であれ、我々はサッカーの面を最優先に考えるということだ。コマーシャルのことではなくね。
マーケティングではない。その他のこともない。
本田圭佑の名前が浮かんだとき、私だけではなく、誰もが関心を抱いただろうと思う。
なぜなら、私は彼にまだまだ未来があると思うし、我々のコンペティションに様々なものを加えられるだろうからだ。
現時点では、我々がどんな立場にあるか、何をやっているかという点について話すことはない。
しかし、皆が行間の間を読んでくれればいいと、私は言えるよ」
なお、今夏メルボルン・ヴィクトリーはベサルト・ベリシャ(→サンフレッチェ広島)、レロイ・ジョージ(→無所属)を失っており、攻撃陣の補強が急務となっている。