『Gazzetta dello Sport』など各メディアは、「パルマに勝点5の剥奪が言い渡された」と報じた。

昨季セリエBで2位に入り、1部昇格を決めたパルマ。しかしその後問題が明らかになった。

パルマは昇格を決めた最終節でスペツィアと戦った。その際にFWエマヌエーレ・カライオが、相手側のフィリッポ・デ・コル、クラウティオ・テルツィに八百長を求めるようなメッセージを送っていた。

カライオは元スペツィアであり、彼らは旧知の元チームメイトであった。

このメッセージについてカライオは「冗談」と主張したものの、今回の裁定で2万ユーロ(およそ261万円)の罰金、さらに2年もの重い出場停止処分が言い渡されることになった。

そしてパルマにはこの行為によって5ポイントの勝点剥奪処分が言い渡されている。

メディアでは昨季の成績から5ポイントが削減される可能性があり、その場合昇格が取り消されると推測されていた。

しかし今回の裁定は2018-19シーズンの成績からの剥奪という形で、昇格についてはそのまま認められることになっている。

ただ、スペツィア側が八百長の存在を完全否定していることから、パルマは重すぎる罰則であるとして控訴する方針を示している。

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