『A Bola』は26日、「スポルティング・リスボンは、アトレティコ・マドリーを相手取って1億ユーロ(およそ129.3億円)の支払いを求める予定だ」と報じた。
先日スポルティング・リスボンからポルトガル代表FWジェウソン・マルティンスを獲得したと発表したアトレティコ・マドリー。
この取引はフリーで行われており、移籍金は発生していなかった。
しかし、ジェウソン・マルティンスはスポルティング・リスボンとの契約を一方的に解除しており、クラブ側はそれを認めていない。
昨季スポルティング・リスボンではサポーターが練習場を襲撃する事件が発生し、数名の選手が怪我を負った。
さらに元会長であるブルーノ・デ・カルヴァーリョは選手に対して激しい態度を取り、それらを理由に選手たちが続々と契約解除を通告した。
アトレティコ・マドリーは当初スポルティング・リスボンと移籍金の交渉を行っていたが、それが最終的に合意に至らず。
最終的にはジェウソン・マルティンスがスポルティング・リスボンとの契約を一方的に解除することで、取引が完了した。
スポルティング・リスボンの暫定会長を務めているソウザ・シントラは今後ポルトガルサッカー連盟に申し立てを行い、アトレティコ・マドリーに契約解除条項に指定されている1億ユーロの支払いを求めるとのことだ。