オーストラリア・Aリーグのウェスタンシドニー・ワンダラーズは、「ブラジル1部のヴィトーリアから、元ドイツU-21代表MFアレクサンダー・バウムヨハンを獲得した」と公式発表した。
We’re proud to announce the signing of attacking midfielder @AlexBaumjohann for the @ALeague season: https://t.co/zeHFoEgdCQ #WSW pic.twitter.com/SiyWLfSb4c
— WS Wanderers FC (@wswanderersfc) 2018年8月9日
アレクサンダー・バウムヨハンは1987年生まれの31歳。シャルケ04の下部組織で育成され、その高いテクニックから「天才」と称された期待の攻撃的MFだった。
2009年にはバイエルン・ミュンヘンに引き抜かれるもあまり出番がなく、その後シャルケ04、カイザースラウテルン、ヘルタ・ベルリンでプレーした。
昨年は妻の故郷であるブラジルに渡り、コリチーバとヴィトーリアに所属したもののあまり出番はなく、今冬オーストラリアに渡ることになった。
ウェスタンシドニーは今夏元ドイツ代表DFのマルクス・バッベル氏が監督に就任している。
アレクサンダー・バウムヨハン
「かなり前にAリーグのことは追いかけ初めたよ。オーストラリアはいいスタジアム、素晴らしいサポーター、競争力あるリーグを持っている。
多くのビッグプレーヤーがAリーグでプレーしてきたし、そこの最も大きなクラブの一つでプレーできることは誇りだ。
マルクス・バッベル監督はもちろん決断の理由の一つだが、このクラブは創設2年目にAFCチャンピオンズリーグで成し遂げた歴史があり、僕はすでに多くのことを知っていた。
この偉大なクラブをあるべき場所に戻すための手伝いがしたいと思っている。ワンダラーズのサポーターはトロフィーを獲得すべき存在だし、タイトルを取れることを願っているよ」