『La Stampa』は30日、「ACミランはUEFAとの間で自主協定を結べる可能性がある」と報じた。

2017年4月からミランのオーナーを務めていたリー・ヨンホン氏は、今年債務の不履行によってクラブを追放された。

保有権を受け継いだエリオット・マネージメントは現在クラブの改革を行っており、経営陣を刷新している。

ミランにはシルヴィオ・ベルルスコーニ元会長時代から大きな借金があり、今夏はUEFAが設定しているファイナンシャル・フェアプレー制度に抵触する状況だった。

そのため一時はヨーロッパリーグからの追放も言い渡されていたが、その後エリオット・マネージメントに経営権が移ったことで、スポーツ仲裁裁判所がそれを撤回。無事出場が可能になった。

そして今回報じられたところによれば、エリオット・マネージメントが今後の合理的な計画を提示できた場合、ファイナンシャル・フェアプレー制度に関する自主協定を結べるかもしれないのだという。

クラブの復活に向けて積極的な動きを見せているエリオット・マネージメントの姿勢次第では、大逆転での処罰回避が可能になりそうだ。

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