『Gazzetta dello Sport』は6日、「元イタリア代表FWアントニオ・カッサーノは、スポーツディレクター講習に行かないと言った」と報じた。
昨年夏にエラス・ヴェローナと契約するも、数日後にそれを撤回して退団したカッサーノ。
その後何度かの引退宣言と撤回を繰り返して微妙な状況になっていたが、今夏は明確に現役復帰を狙っていると宣言していた。
スペイン3部のイビサに加入するという報道もあったが、いまのところその動きは進んでいないようだ。
そして先日、イタリアサッカー連盟(FIGC)が主催するスポーツディレクター講習の受講生リストに、カッサーノの名前があったことで大きな話題に。
ついに新たな道を歩むための準備を始めるのか…と思われた。しかし、どうもそうではないらしい。
カッサーノは取材に対して以下のように話し、登録はしたが出席はしないと宣言したという。
アントニオ・カッサーノ
「オレは講習に登録した。それは本当だ。
ただ、オレはまだ選手だと感じている。出席はしないよ」
カッサーノが考えているのはやはり現役復帰が第一であるようだ…。