PSGに所属するフランス代表GKアルフォンス・アレオラ。
昨季は守護神に君臨していたが、ジャンルイージ・ブッフォンの加入によって今季は正GKの座を争うことになった。
実はこの夏にPSGを退団したがっていたという。希望していた移籍先はチェルシー。
『as』によれば、GKコーチのクリストフ・ロリション氏がこう明かしたとされている。
クリストフ・ロリション(チェルシーGKコーチ)
「この夏、我々はかなり話し合った。彼はここに来たがっていたよ。
だが、最終的な決断は私の責務ではなかった。彼と働くのは楽しいことだっただろうね」
「ドイツ戦ではポジショニングとDF裏へのボールを断つ能力がよかった。
これはどんなキーパーにとっても基本となるものだが、全てのGKがそれを同時にできるわけじゃない。アレオラは非常に積極的だ」
「我々はウーゴ・ロリスのことも高く評価している。
だが、アレオラは彼を凌駕している。私からすれば、彼がフランスで最高のGKだ。
サイズ、ボールテクニック、落ち着き、彼はチームで最も安定したGKだ」
アレオラは怪我のロリスに代わってドイツ代表とのUEFAネーションズリーグに先発。ビッグセーブで失点を阻止し、0-0の引き分けに貢献している。
なお、ロリション氏は55歳のフランス人で、2007年からチェルシーに在籍している人物。