『ESPN』は14日、「セントラルコースト・マリナーズで練習参加をしているウサイン・ボルトは、まだ契約については話さないと答えた」と報じた。

先日行われたマッカーサー・サウスウェスト・ユナイテッドとの練習試合でFWとして先発出場し、なんと2ゴールを決める活躍を見せたウサイン・ボルト。

短距離走で世界王者に輝いた彼が、30歳を超えてサッカーに転向。前代未聞のチャレンジが成功するのかどうか、大きな注目を集めている。

Aリーグ開幕を来週末に控え、このゴールでプロ契約が近づいたかどうか?聞かれたボルトは以下のように話したとのことだ。

ウサイン・ボルト

「契約するまでは、何も言わないよ。

我々はこのクラブと共に落ち着いて、そして話し合っていく。私がやらなければならないもの、我々ができることについてね。もし物事を前に進めたいのならば。

今、一つのステップは踏んだ。私はここにいて、世界に証明した。サッカー選手として何ができるかを。

もっと自分を駆り立てることができるし、どれだけ先に進むことができるかを見届ける。

私はすべての時間をセントラルコースト・マリナーズに捧げていく。世界に自分を証明するチャンスを与えてくれたクラブにね。日々歩みを進められることに興奮しているんだ」

また、セントラルコーストの経営最高責任者(CEO)を務めているミーレカンプ氏は、まだプロ契約については話す段階にないと語ったとのこと。

ショーン・ミーレカンプ(セントラルコーストCEO)

「我々はウサインのことを気にかけているが、他の練習生もいる。今夜彼が弱さを見せたが、強さも見せて、2ゴールも決めた。

ただ、まだ今後について伝えるには時期尚早だ。スポーツディレクターのマイク・フェランがもうすぐ帰国する。彼とともに検討をしていく」

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