『Corriere della Sera』など各メディアは31日、「元イタリア代表FWヴィンチェンツォ・ヤクインタは、マフィアを支援した疑いにより2年の懲役刑を言い渡された」と報じた。

当該の裁判はイタリア北部でのマフィア犯罪に関するもの。イタリア3大マフィアの1つであるンドランゲタを支援したとして、140名以上が裁判の対象となっている。

ヤクインタの父親であるジュゼッペは、ンドランゲタのために銃器を自宅保管していたとして、すでに懲役19年の刑を言い渡されている。

そして今回、ヴィンチェンツォに関しても「法執行機関に知らせずに銃を父親に渡した」として有罪判決を受けたとのこと。

彼は「引退したとき、将来のために銃を買った。僕はライフル射撃場に行くのが好きなだけ」と話し、「有名人だから」罪に問われていると主張していた。

検察側は懲役6年を求刑していたものの、今回はそれよりもかなり短い懲役2年の刑となった。

なお、ヤクインタには今後上訴する権利が許されているため、すぐに投獄される可能性はないとのことだ。

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