『Leicestershire Live』は1日、「カスパー・シュマイケルは、オーナーのヘリコプター墜落事故の現場を目撃していた」と報じた。
土曜日の試合後に発生したヘリコプターの墜落事故により、レスター・シティのオーナーを務めていたヴィチャイ・スリヴァッダナプラバ氏ら5名が死亡した。
レスターの本拠地キング・パワー・スタジアムから離陸したヘリコプターは、空中で異常な回転をし始め、隣接された駐車場に墜落、炎上していた。
記事によれば、この際にまだスタジアムに残っていたのはGKのカスパー・シュマイケル一人だったという。
彼は事故の直後現場に駆けつけ、そして炎上するヘリからオーナーらを救出するために近付こうとして警察に止められたとのことだ。
また、クロード・ピュエル監督も当時スタジアム内のオフィスに滞在しており、GKコーチのマイク・ストーウェルから事故のニュースを聞いたのだという。
シュマイケルがヘリコプターのもとに走っていったというレポートについて聞かれたクロード・ピュエル監督は、細かいことは話したくないと語ったとのこと。
クロード・ピュエル
「私は細かいことを伝えたくない。カスパーについては、彼はこの状況の中で生きているし、多くのことを目撃した。
もちろん、カスパーは他の選手達と同じように打ちのめされている。誰もが悲しみに包まれているし、混乱している。このような事故のあと、難しい時間を迎えている。
私は家族や友人、スタッフとともにオフィスにいた。マイクからニュースを聞き、もちろん我々も混乱した。何が起こったのか理解できなかった。
その後、私はカスパーと会った。彼は試合後にスタジアムに残っていた唯一の選手だったと思う。
我々は彼が何を見たのかを知っている。難しい時間だ。本当に酷い時間だ」