ヴィッセル神戸がついに長いトンネルを抜け出した。J1第31節名古屋グランパス戦に1-2で勝利し、8月以来となる白星を手にしたのだ。
全2得点を叩き出したのは、ルーカス・ポドルスキ。特にアンドレス・イニエスタからの魅惑のパスを叩き込んだ1点目は素晴らしかった!
この日はGK前川黛也がJ初出場、さらにフアンマ・リージョ監督の53歳の誕生日でもあった。
ポドルスキと仲がいい前川によれば、「(ポルディから)試合前に「ミスをしても気にせずに楽しんでやれ。俺が点をとるから」と声をかけてもらいました。本当に点をとってくれて頼もしい味方だなと感じました」とのこと。
また、クラブ公式HPによれば、イニエスタはあのパスについてこう語っていたそう。
アンドレス・イニエスタ
「中央で選手が集まっているとき、パスコースは上しかないので、そういった状況で使います。
それぞれの状況に応じて、ベストのプレーを選択をすることを目指していますが、ループパスがゴールとして結びついたことは最高です」
本人的にも会心のプレーだったようだ。いい形で勝点3を手にしたヴィッセルは、次節サガン鳥栖と戦う。