プレミアリーグ第11節、カーディフ対レスター戦がカーディフ・シティ・スタジアムで行われた。
試合前には先日事故死したレスターのオーナー、ヴィチャイ・スリヴァッダナプラバ氏ら5人の犠牲者へ黙祷が捧げられる場面も。
Emotional scenes ahead of Cardiff vs Leicester as players and fans from both clubs paid tribute to victims of last weekend's helicopter crash.#FootballFamily pic.twitter.com/ktLC4vfPJ9
— Soccer AM (@SoccerAM) 2018年11月3日
また、この日のマッチデイプログラムでは、カーディフのオーナーであるヴィンセント・タン氏からの追悼メッセージも掲載された。
A nice touch from Cardiff inside today's #CARLEI matchday programme 💙 https://t.co/1ejht4EvlQ pic.twitter.com/mk1jEWzYQQ
— Match of the Day (@BBCMOTD) 2018年11月3日
マレーシア人のタン氏はかつてカーディフのチームカラーを変更して物議を醸した人物。
ただ、ボスニア・ヘルツェゴビナのFKサラエヴォも所有する同氏は現地が大水害にあった際には、1000万円以上を寄付したこともある。
そんなタン氏はヴィチャイ氏を友人としたうえで、「7日前、サッカー界は本当のパイオニアであり先見者だった人物を失った」としつつ、「そのレガシーは永遠に生き続ける」などと綴っていたようだ。
なお、試合は0-1でレスターが勝利。『BBC』によれば、GKカスパー・シュマイケルは感情的になりながらも、こう述べていたそう。
カスパー・シュマイケル(レスターGK)
「タフな試合だった。ピッチ上での戦いだけでなく、メンタルもね。
今はボロボロの人達も多いけれど、このチームとクラブを誇りに思う。
厳しかった。でも、誰もが彼の遺族のためにプレーしたかったし、勝ちたかった」