済州ユナイテッドに所属している韓国代表MFイ・チャンミンは5日午後、女性を死亡させる交通事故を起こした。
イ・チャンミンは1994年生まれの24歳で、韓国の各年代の代表チームでプレーしてきたMF。一昨年にはリオ五輪にも出場しており、その後フル代表でも7試合起用されていた選手だ。
済州島西帰浦市の道路でランドローバーのSUVを運転していたイ・チャンミンは、5日午後8時49分頃に正面衝突事故を起こした。
この事故により、相手の乗用車に乗っていた68歳の女性が病院に運ばれたあとに死亡。同乗していた叔母ら2名が重傷を負った。
一方、イ・チャンミン及び車に同乗していた1名については大きな怪我はなかった。
報道ではイ・チャンミンにアルコールは検出されておらず、済州ユナイテッドは「暗い通りでのカーブ中の運転ミス」と発表していた。中央線を割ったのはイ・チャンミンの方であることが判明している。
この事故の内容についてはサッカーファンから疑問の声が上がっており、スピード違反やよそ見、車両の欠陥などがあるのではないかと指摘されていた。
警察はその調査の結果として9日、イ・チャンミンが以下のように供述したことを明らかにしたとのこと。
イ・チャンミン
「(スピード違反かどうかについては)速度感があったが、スピードメーターを見ていなかったので良くわからない」
なお、警察はランドローバーに搭載されている走行記録などを調査しているとのことだが…。
事故の原因が彼の過失にあった場合、今後の選手キャリアにも影響するのではないかとメディアは伝えている。