『Mirror』は28日、「評論家のポール・スコールズは、ロメル・ルカクにポジションを下げるなと言うべきだと話した」と報じた。
このところ不調に苦しんでいるルカク。今季は公式戦17試合に出場して4ゴールだが、最後に決めたのは9月15日。チャンピオンズリーグなども含め、2ヶ月以上得点から遠ざかっている。
特にポストプレーの不安定さについては批判が相次いでおり、あの名FWクレイグ・ベラミーも「彼のコントロールはひどい」と評価していた。
『BT Sport』で解説を務めているポール・スコールズは以下のように話し、まず周りが彼に苦手なことをしないように言ってやるべきだと指摘した。
ポール・スコールズ
「マンチェスター・ユナイテッドに来たからだろうね。彼はサッカー選手にならなければならないと思っているように見えるよ。そして、10番の仕事をしようとね。
しかしそうあるべきではないよ。彼がやるべきことは、最後の一仕事だけだ。
彼は10番の仕事ができるだけの能力を持っていないよ。
ルカクの強みは裏に走ること、クロスに合わせることだ。そして、中盤の選手たちがそれをルカクに伝えてやらなければならないよ。
10番みたいに戻ってくるなよと。できないんだから。これは彼に対して失礼なことを言っているわけではないよ。
ルカクのボールコントロールは素晴らしいものじゃない。だけど、裏に走ってフィニッシュすることができる男だ。ゴールを決められる選手なのだから」