『La Nazione』は10日、「今年3月に死去したフィオレンティーナDFダヴィデ・アストーリは、検査で異常が見つかっていた」と報じた。

昨季末、ウディネーゼ戦に向けた遠征で宿泊していたホテルで突然心臓発作を起こし、31歳という若さで死去したダヴィデ・アストーリ。

今回の記事によれば、彼は2016年の6月、そして2017年の6月に行われた精密検査において、心臓に僅かな異常が発見されていたという。

早期心室収縮は2年連続で、そして後者の検査では心室期外収縮が発見されており、心臓が正常に機能しなくなる可能性を突き止められる僅かな手がかりがあったとのことだ。

心臓病の専門医であるパドヴァ大学のドメニコ・コラード教授は、彼がより精密な検査を受けるべきかどうか、結果次第ではプレーを辞めさせなければならないかを悩んでいたとのことだ。

なお、アストーリの事故を担当した検察官は、これを受けてコラード教授の調査を行っていたという。

アストーリはプレー中に亡くなったわけではないが、治療で少しでも死の危険を減らせたかもしれないと考えると…。ただ、一方で軽微な異常の危険度をどこまで見積もるかも難しいところだ。

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