『BBC』は15日、「2022年のカタールW杯で使われるメインスタジアムのデザインが発表された」と報じた。
2022年の11月21日に開幕を迎える予定となっているカタールW杯。様々な会場が建設されている中、決勝が行われるメインスタジアムはまだ着工していない。
そして今回、ドーハから15kmの街に作られる大会最大の会場サイル・スタジアムのデザインが公開されたとのことだ。
中東でも最大クラスとなる8万人の観客を収容できる規模を持ち、W杯では決勝戦の会場として使われる予定だ。大会終了後は自治体の多目的施設として生まれ変わるという。
そのデザインはこちら。
中東の伝統的な建物からインスパイアされたという景観は、まるで編み込まれたカゴのような雰囲気だ。
カタールではスタジアムやその他施設の建設に関わっている出稼ぎ労働者に対する人権侵害が大きな問題になっており、給与未払いやパスポートの没収など違法な行為が横行しているとも言われる。
様々な懸念点もピックアップされる中、カタールは無事この大会を成功させることができるだろうか?