第17節グロイター・フュルト戦を2-0で勝利して、現在リーグ4位と好位置につけているザンクト・パウリ。この試合では宮市亮が88分に今季2点目を挙げている。

ザンクト・パウリは、日本では「風変わりなユニフォーム」や「ドクロのチームグッズ」で知名度が先行した側面があるが、昨今はブンデスリーガ2部の試合も手軽に見られるようになり、やっと実像がそれらの人気に追い付いた印象だ。

世界的にカルトな人気を誇るこのPUNKなチームには、これまで色々なデザインのユニフォームが登場した。ここではザンクト・パウリの「ちょっと尖がった」キットを中心に、過去のモデルをご紹介しよう。

1999-2000(Puma)

ユニフォーム:ザンクト・パウリ/1999-2000/Puma/ホーム

99-00シーズンのホームキット。当時は2部リーグに所属していたザンクト・パウリだが、日本のユニフォームファンに注目された切っ掛けは、ウイスキーブランド「JACK DANIEL'S」の胸スポンサーだったと記憶している。

ユニフォーム:ザンクト・パウリ/1999-2000/Puma/アウェイ

ブラックのユニフォームだと、このブランドロゴが一層際立つ。ウイスキーのイメージにぴったりだ。

このシーズンを最後に「JACK DANIEL'S」との契約は終了する。その後は割と普通のキットデザインや胸スポンサーだったこともあり、ザンクト・パウリのユニフォームはいつしか忘れ去られた存在に。