アジアカップが始まり僅か数日で強豪国が敗れる事態が相次いでいる。開催国UAEが白星発進を逃し、インドがタイを下すなど戦前の状況とは違った状態が続いているのだ。

我らが日本代表は、9日にグループリーグの初戦を迎える。相手はトルクメニスタン、2018年12月のFIFAランクでは127位と日本の50位に比べるとかなり格下に見える。恐れるべき要素はあるのだろうか?

トルクメニスタンってどこ?どんな国?

トルクメニスタンは中央アジアに属する国で、旧ソ連から独立した国である。そのためにかつてはキリル文字を使っていたこともあるが、現在はラテン文字による表記が進んでいる。公用語のトルクメン語全体の読み方としてはトルコ語に近い。しかし、実際の発音ではトルコと同じ単語でもトルコ人が聞き取るのは難しいという。

首都アシガバードは白い大理石の建物が多く、綺麗な街並みが広がっているという。

国内で有名なスポットがダヴァルザにある通称“地獄の門”である。これは、落盤事故が起きてできたクレーターに有毒ガスが立ち込めていたことから火を放ちそれを解決しようとしたところ、それから何十年も燃え続けているというものだ。まるでRPGのボスがいそうな世界がそこには広がっている。