『Sydney Morning Herald』は10日、「メルボルン・ヴィクトリーでプロデビューしたFWエルヴィス・カンソバは、11年を難民キャンプで過ごしていた」と報じた。

エルヴィス・カンソバは1996年生まれの22歳。オーストラリアのセミプロリーグでプレーしていたアタッカーだったが、メルボルン・ヴィクトリーのテストを受けて合格し、今月3日にプロ契約を締結した。

そして9日に行われたアデレード・ユナイテッドとの試合でプロデビューを果たし、左ウイングとしてフル出場している。

ブルンジの生まれであったが、彼が生後4ヶ月の時に内戦を避けるため家族が母国を離れており、タンザニアにある難民キャンプに移ったという。

しかもそれから11年にわたってそこで過ごすことになり、2008年になって初めてオーストラリアに亡命することが出来たとのことだ。

エルヴィス・カンソバ

「これは夢の実現だよ。チャンスを得るために一生懸命頑張った。多くの友人や家族の前でデビューしたことは、永遠に記憶されるだろう。

まずは一試合プレーした。今からシーズンの最後まで、チームの一員として戦い続けたいと思っているよ!」

なお、エルヴィス・カンソバの弟であるパシフィク・ニヨンガビレは現在アデレード・ユナイテッドでプレーしている18歳のFWで、彼のほうは昨年既にAリーグでデビューしている。