ムフシン・アル・ハルディ(MF)
オマーンの絶対的司令塔と言える「10番」。30歳ながら代表に定着したのは2015年とやや遅咲きだったが、前回のアジアカップで途中出場からインパクトを残し、急速に立場を固めていった。ちなみに前回大会は「ムフシン・ジョハール」登録だった。
すらっとした左利きの選手で。強さはそれほどないもののテクニックとセンスはピカイチ。前を向いたときに繰り出される鋭いパスは、相手ディフェンスの脅威となる。一昨年のガルフカップで優勝を決めたPKを担当したのも彼である。
もちろんセットプレーのキッカーとしても重要な存在であり、オマーンの攻撃を支える存在と言える。