16日に行われたアジアカップ2019・グループステージ第3節の韓国対中国の試合は、2-0という結果となった。
トッテナムとの合意の下で代表への合流を遅らせていたソン・フンミンは、いきなりトップ下で先発出場。韓国はほぼフルメンバーを起用し、首位通過を狙った。
一方中国はチャン・チェンドンを左サイドバックで配置するなど新しい形で臨んでいたが、前半から韓国がペースを握る内容となっていた。
そしてゴールが生まれたのは前半12分。ソン・フンミンがペナルティエリアに飛び出し、切り返しからPKを奪取したのだ。
それを担当したのがガンバ大阪に所属しているFWファン・ウィジョ。方向は読まれていたものの、ゴール左隅に完璧なシュートを流し込んだ。
さらにその後51分にコーナーキックからキム・ミンジェのヘッドが決まり、韓国が2点のリードを守りきって勝利をあげた。
これによって韓国がグループ1位、中国がグループ2位でベスト16へと進出。韓国の相手は未定だが、中国の相手はタイに決定している。
ファン・ウィジョはこれで今大会2ゴール目。韓国のエースとして好調なプレーを見せており、決勝トーナメントでも活躍が期待できそうだ。