UAEで開催中のアジアカップに参戦しているタイ代表。
彼らは初戦でインド代表に1-4と衝撃的な大敗を喫したもののその後の監督更迭で立て直しに成功し、1勝1分1敗のグループ2位で決勝トーナメント進出を決めた。
ただ、グループ最終節の開催国UAE戦では先制ゴールを許し、一時はそのまま終われば敗退という状況にまで追い込まれた。
そんな母国の危機を救ったのは、大分トリニータへの加入が決まったMFティティパン・プアンジャンだった(48秒~)。
かつてサイドバックでプレーしていただけのことはあり、ボールを拾ってからの推進力はかなりのもの。
札幌のチャナティップ、昨年広島でプレーしたティーラシンとの連動でゴール前まで侵入すると、先月のクラブワールドカップで大活躍したUAEの守護神ハリド・イーサから値千金の同点ゴールを奪ってみせた。
ティティパンのゴールでUAEと引き分けなんとか生き残ったタイは、決勝トーナメント一回戦で中国代表と対戦する。4名ものJリーグ組を擁する彼らの戦いにも注目だ。