ロシアワールドカップ後、日本代表の「10番」に定着した中島翔哉(ポルティモネンセ)。

残念ながらアジアカップは直前の負傷で離脱となってしまったが、『スカパー』が制作する新年特番に出演しアトランタ五輪で主将を務めた前園真聖さんと対談した。

ともに五輪の代表チームでエースを担い、日本サッカー史上屈指のドリブラーとして知られる二人。当然、話題はそのドリブルに及んだ。

ちょっと驚きだったのは、中島の「ほとんど何も考えていない」という言葉だろう。

中島にとってドリブルは「迷わないこと」が大切であり、練習でこそ細部まで意識するものの試合では「相手が来たらボールと一緒に全速力でダッシュしながら、相手が来たら身体が自然にかわしてくれる」と大部分を感覚に頼っていることを明かした。

ただ、それにはちゃんと理由もあるようだ。