オランダ期待の新星フレンキー・デ・ヨングのバルセロナ移籍がついに決まった。
アヤックスへ支払う移籍金は7500万ユーロ(93億円)とされており、来季から加入する21歳の天才MFに対する期待のほどが窺える。
そのデ・ヨングはアヤックスへ移籍する前にヴィレムII、そしてユース時代にはRKCワールワイクにも所属していた。
🇪🇸 Frenkie, felicidades y mucha suerte!
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— RKC Waalwijk (@RKCWAALWIJK) 2019年1月23日
『BD』によれば、今回の移籍によってヴィレムIIは860万ユーロ(10.7億円)、RKCは520万ユーロ(6.5億円)を得ることになるそう。
2015年にアヤックスにデ・ヨングを売却した際、ヴィレムIIはその後の移籍金の15パーセントを得るという条項を付帯させていたとか。さらに、そのうちの4割をRKCが受け取ることにもなっていたという。
現在オランダ2部に所属するRKCにとって、520万ユーロは相当な恩恵になる。というのも、同クラブの年間予算は400万ユーロで、それを100万ユーロも上回る額なのだ。
ディレクターであるフランク・ファン・モッセルフェルト氏は「RKCにとって途方もないブースト」と喜びを口にしつつ、この資金は人工芝を天然芝に張り替えることに使う見込みだとも述べたそう。
オランダでは人工芝のチームが多く、アヤックスが「人工芝のピッチを採用しているクラブには今後は選手を貸し出さない」という姿勢を見せたこともある。
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