アジアカップの決勝戦でカタールと対戦する日本代表。
日本は過去、決勝に進出した試合で全て勝利しており、同大会で単独最多4度の優勝を誇っている。今日の試合もカタールに勝利して、5度目の栄冠を掲げてほしいものだ。
振り返ると過去の決勝戦で殊勲のゴールを記録したのは皆、普段は決して主役とは言えない選手たちであった。今回はそんな「ラッキーボーイ」たちを特集しよう。
高木 琢也(当時24歳)
日本が初めてアジアカップを制した1992年広島大会。
この大会で主役になったのは後に「キング」と呼ばれる三浦知良だったが、決勝ゴールを決めたのは「アジアの大砲」こと高木琢也だった。
地元サンフレッチェ広島に所属する彼だったが、それまでゴールなし。しかし、ビッグアーチで開催された大一番でゴールを決め歴史に名を刻んだ。