望月 重良(当時27歳)

ワールドカップ開催を2年後に控え、シドニー五輪世代とA代表の融合が図られた2000年レバノン大会。

天才レフティー名波浩と中村俊輔の共演、高原直泰らの台頭などで快進撃を見せたが、サウジアラビアとの決勝戦でゴールを決めたのは控えの望月だった。

清水商業の時代から“天才”と言われたもののプロでは伸び悩んだ望月。日本を栄光に導いたこのゴールは、彼にとって代表初ゴールであるとともに最後のゴールとなった。