今月から来月にかけて3度も行われるエル・クラシコ。レアル・マドリーとバルセロナが激突する宿敵バトルだ。

この両クラブにはバスケットボールチームも存在する。今月17日に行われたコパ・デル・レイ決勝では、バスケでのクラシコが実現。

だが、勝敗を分けることになったジャッジが物議を醸している(動画58秒~)。

レアルが93-92と1点をリードして試合終了かと思いきや、その直前にホイッスル。

インスタントリプレイ(サッカーでのVAR)の結果、レアル側にゴールテンディング(シュートされたボールが最高点から降下している際にボールに触れる反則)があったとして、バルサに2点が与えられたのだ。

この結果、残り1.2秒でバルサが94-93と逆転。最後にレアルが放ったブザービーターはリングに阻まれ、バルサが劇的な形で優勝することに。

『AS』などによれば、このジャッジに怒り心頭のレアルは、リーグ脱退も示唆しているという。

そうした中、バルサDFジェラール・ピケの発言が話題になっている。『ABC』によれば、こう述べたそう。

ジェラール・ピケ(バルセロナDF)

「レアルのレフェリーに対する不平不満について?

バスケでも起きたし、サッカーでも起きた…。

後者でいえば、彼らはワンダ・メトロポリターノに行き、そこでも起きた。そして、しばらくは黙っていた。

彼らはよくやるんだ。

彼らが(他のスポーツ)部門を持っていないのはありがたいね。

もしそうだったら、ハンドボールでもホッケーでも文句を言うだろうから…」

レアルが他にもスポーツ部門を持っていなくてよかったと口にしていたそう。

なお、ワンダ・メトロポリターノで行われたアトレティコ戦でレアルは1-3で勝利。この時はVARを含めて有利なジャッジもあったが、そういう時は黙っているとピケは指摘していたようだ。

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