『AP』など各メディアは、「元チェコ代表DFトマーシュ・ジェプカは、2年の懲役刑を言い渡された」と報じた。

トマーシュ・ジェプカは1974年生まれの45歳。1995年に加入したスパルタ・プラハで大活躍し、90年代後半のチェコ代表の最終ラインを支えた名センターバックである。

フィオレンティーナやウェストハム・ユナイテッドなどでも存在感を見せ、カードを厭わない激しさを武器にしたストッパーとして知られていた。

【関連記事】“サッカー界最大の詐欺師”も…「破産した12名の有名選手たち」

ただ、2014年に現役を引退してからは多くのトラブルに見舞われている。

2016年に彼は2番目の妻だったモデルのヴラドカと離婚しているが、ジェプカはその元妻の名前でインターネット上に性的なサービスを提供するという書き込みをし、名誉毀損で逮捕されていた。

それによって2018年8月に6ヶ月の懲役刑が言い渡されたが、奉仕活動と執行猶予がついていたために投獄はされていなかった。

しかし先日の裁判で彼は「借りていた高級車を無断で売却した」として有罪判決を受け、15ヶ月の懲役刑を言い渡される。さらに今回飲酒運転をしたという罪で9ヶ月の懲役刑が言い渡されたそうで、ジェプカの刑期は2年間に延長されることになったようだ。

【厳選Qoly】この冬、Jリーグにやって来るかもしれない外国人選手たち(2024-25年/MF・DF・GK編)