UEFAチャンピオンズリーグでドルトムントを撃破するなど公式戦4連勝中だったトッテナム。だが、プレミアリーグ第27節ではバーンリー相手に1-2の敗北を喫した。

敵地に乗り込んだスパーズは、負傷から戻ってきたハリー・ケインを先発起用。そのエースFWは同点ゴールを決めたものの、手痛い敗戦となってしまった。

試合直後にはマウリシオ・ポチェッティーノ監督がマイク・ディーン主審に猛然と詰め寄るシーンも…。

物議を醸しているのは、バーンリーがコーナーキックから奪った先制点。

その直前のシーンでスパーズDFヤン・ヴェルトンゲンにワンタッチがあったとして、バーンリーにコーナーが与えられた。だが、実際には触れておらず、本来ならコーナーではなかったのだ。

『BBC』によれば、試合後にポチェッティーノ監督はこう述べていたという。

マウリシオ・ポチェッティーノ(トッテナム監督)

「ピッチ上で起きたことは、ピッチ上でのことだ。我々は誰のせいにもできない。

私が真っ先に(責任があり)、自分自身を責める必要がある」

「もちろん私は不満を言いまくるような人間ではない。この試合が決定的なものになるだろうことは、事前に分かっていたからね。

だが、感情と失望によって、少しやりすぎたかもしれない。

今日、我々は自分たちのミスで負けた。もっとよくやなければいけないし、最後は自分たち自身を責める必要がある」

「今日起きたことについて責めるべき人物を見つけたいならば、それは我々になるだろう。

私はこの試合がキーになると言った。もし、この試合に勝てなければ、自分たちが(リーグ優勝を争う)本当の候補とは考えられないと。とてつもないチャンスを失ったんだ。

勝ちたかった。終わった時には感情が溢れていた。いかにこの試合が重要かは分かっていたし、失望を感じていたんだ。

我々はミスを犯し、自分もミスを犯した。ロッカールームに戻って、水でも飲むべきだった。

愚かなことが起きたら、それに反応する。自分はレフェリーに謝罪するだろう」

3位のトッテナムは首位との勝点差が暫定で5ポイントだった。勝たなくてはいけない試合を落としたことで、感情を抑えられなかったようだ。

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介