『Mirror』は28日、「マンチェスター・ユナイテッドのオレ・グンナー・スールシャール監督は、アレックス・ファーガソン氏の記録を破った」と報じた。
昨年ジョゼ・モウリーニョ前監督の解任に従ってマンチェスター・ユナイテッドの暫定指揮官に就任したスールシャール氏。
チームをすぐに立て直し、就任からいきなりプレミアリーグ6連勝、公式戦8連勝を達成した。
今週半ばに行われたクリスタル・パレス戦では10名もの怪我人を抱えながらもアウェイで勝利を収め、就任以来の成績が12勝2分け1敗となっている。
そして、このクリスタル・パレス戦での勝利でスールシャール監督は師匠のアレックス・ファーガソン氏も達成できなかった記録を更新したという。
それは「アウェイゲームでの連勝記録」だそう。
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モウリーニョ氏が解任に至ったリヴァプール戦での敗北から、アウェイではカーディフ、ニューカッスル、トッテナム、アーセナル、レスター、フラム、チェルシー、クリスタル・パレスと8連勝。わずか3失点しかしていない。
アレックス・ファーガソン氏の記録は1993年、2002年に達成したアウェイ7連勝が最高だったため、スールシャール氏は早くもこの部分で「師匠超え」に成功したようだ。
ただ、マンチェスター・ユナイテッドの次のアウェイゲームは3月6日、UEFAチャンピオンズリーグのPSG戦である。
ベスト8進出には少なくとも2点差以上での勝利が必要になる状況で、スールシャール監督にとってはここが大きなハードルになりそうだ。