欧州でスタートしたEURO2020予選。イタリア代表はフィンランドを2-0で撃破し、白星発進となった。
2点目のゴールを決めたのは、ユヴェントスFWモイーズ・キーンだ(動画2分~)。
#EuropeanQualifiers 🇪🇺
🎥 Highlgihts 🇮🇹🇫🇮 #ItaliaFinlandia 2️⃣-0️⃣
⚽️ #Barella 7’, #Kean 74’
🏟 Stadio #Friuli - #Udine#ItaFin #VivoAzzurro pic.twitter.com/kwDbIx4LNw
— Nazionale Italiana (@Vivo_Azzurro) 2019年3月25日
Optaによると、19歳と23日でのゴールはイタリア代表史上2番目に若い得点記録だそう。
そうしたなか、母イザベラが息子の誕生をめぐる秘話を明かした。『Tuttosport』でのインタビューによれば、Moiseという名前は、預言者モーゼ(モーセ)に由来するものだそう。
「私がコートジボワールからイタリアにやってきたのが1990年。
ヴェルチェッリの街で子供たちが生まれた。ジョヴァンニが1993年、モイーズは2000年に。
なぜ家族は彼のことをMose(モーゼ)と呼ぶのか知っている?彼の誕生は奇跡だったからよ。
医者からはもう子供はムリだと言われていた。泣いて祈ったわ。
ジョヴァンニも弟を欲しがっていた。ある日、モーゼの夢を見たの。彼が助けに来てくれた4か月後、私はまた妊娠した」
「家にお金がたくさん入ってくることはなかった。私は処理施設で働き、夜勤もした。
ある日、息子から夕方の5時半に電話があった。仕事に行くところだった私は怖くなり、彼に何かあったのではと思った。
けれど、そうではなく、彼はこう言った。『ママ、サプライズがある』。
私は『ユーヴェと契約しなかったとは言わないで』と返したわ。
返事は『いいや、サインしたよ。ママはもう働かなくていい。僕と一緒にトリノで暮らせる』だった。
私がこれまでにしてきた犠牲はモイーズの成功によってすべて報われたわ」
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兄ジョヴァンニ曰く、父親が家を出ていってしまったため、母子の生活はかなり厳しかったとのこと。