昨年秋に独立サッカー連盟(CONIFA)へ加盟したサルデーニャ代表が、2019年モデルの新ユニフォームを発表した。
サルデーニャはイタリアで2番目に大きい島で、周辺の島々とサルデーニャ自治州を形成する。当然ながら代表チームはFIFAにもUEFAにも未加盟だ。
しかしCONIFAに加盟したことから、6月に開幕する「CONIFAヨーロピアン・フットボールカップ」への出場が決定。非公式とはいえ、これが初の国際大会出場となる。
Sardinia 2019 Eye Sportswear Home
事実上の“初のユニフォーム”と考えても問題無さそうな2019モデルは、サルデーニャ島に伝わる伝統的な模様をあしらった美しいデザイン。近年はメジャーなブランドではなかなかお目にかかれなくなった個性あふれるグラフィックだ。サプライヤーのEye Sportswearは、地元サルデーニャ島のローカルブランド。
エンブレムには、サルデーニャの紋章に描かれている「左向きのムーア人の横顔」をデザイン。サルデーニャを本拠とするカリアリ・カルチョのエンブレムと同じ図柄だ。
パンツにも美しい模様の装飾。ソックスの背面にも「ムーア人の横顔」のグラフィックが入るが、こちらは右向き。これは島の旗のデザインと同じで、実は紋章とは顔の向きが異なる。